いづ藤のよみものbook

新型コロナウイルスで思う事

[時事ネタ]

1月の春節以降、世の中は新型コロナウイルスの影響により、世界中でパニック状態の日々が続いています。

連日報道されるニュースでは、感染者数の増加数や巷に溢れる様々な予防対策、現在取り組まれている対策の是非など、不安を煽るような情報ばかりが溢れ、連呼されています。

先日、政府が示した様々な自粛要請に対応する形で、学校の休校措置や、競技などの無観戦試合、各種イベントの中止など、子供たちや余暇の活動のみが大幅に制限され、経済活動や日常生活に大幅な影響が少ないような対策のみになっていますが、本当にこの対策で収束方向に向かうか、疑問に思っています。

世界中でかつてないパンデミックが起こっている状況で、大事な事は先ず冷静になり各個人が、今すべきことは何か、自分自身で考える事ではないでしょうか?

新型コロナの対処

実際、未だ新型コロナウイルスに効く特効薬が開発されていない以上、もし仮に感染しても風邪をひいた時と同様に栄養を取り安静にするしかないのが現状です。

そもそも、風邪の様な症状があり熱が出たとしても、感染者との濃厚接触者以外は、新型コロナウイルスの検査自体を行なっていない病院がほとんどだと聞きます。

そうなるともう調べようが無いので、新型コロナウイルス以外の病気という認識で対処しなければなりません。

そのような状況をふまえると、実際の感染者はニュースの報道よりずっと多く、各自が自分の免疫力で完治させているのかもしれません。

免疫力と発酵食品

病院や薬で何とかならない以上自分で予防するしかないのですが、マスクや消毒液など品切れ状況が続いている現状では、やはり頼りにすべきは“自分の免疫力”です。

お年寄りや持病持ちの方が感染しやすく、かつ、重症化しやすいのもこの“免疫力”が大きく関係していると思われます。ですので、若い方でも寝不足の方で、免疫が落ちてる方などは注意が必要です。

“免疫力”と言えば、「酒蔵などに従事している方々は風邪をひきにくい」という話しを耳にした事がありますが、発酵食品のお漬物を扱う弊社でも、過去の店主含め社員全員が、20年以上インフルエンザ等に感染した事がありません。

これらの実績から、以前の発酵のお話しの記事でも触れましたが、酒粕や味醂粕の中に免疫力を高める成分「発酵食品に含まれる菌の力」は、人間をウイルスなどの外的から守ってくれるのではないか?と私どもは想像しております。

医学的、科学的根拠がない為確かな事ではないのですが、発酵食品を摂る事で免疫力が上がり、風邪やインフルエンザ、新型コロナなどのウイルスにかかりにくい体になるという気がしてしかたありません。

しかし、近年では安全安心を過剰に求め、除菌・抗菌を好む風潮が強く、人を無菌状態にして健康を守るという社会風潮であることは間違いありません。

もちろん安心安全は大事ですが、これらの対策では、人体に悪影響を与える菌だけを都合よく除菌出来るものではなく、人が取り入れるべき善い菌までもが除菌されてしまうのではないでしょうか。

いづ藤のお漬物づくりで使われる酒粕や味醂粕の様に”自然の力”を上手く利用した食材を通じて、日頃から意識して善い菌に触れることも本当に健康な体づくりを目指す事が、何よりの予防策につながるのではないでしょうか。

私どもいづ藤のお漬物が、皆様の予防のお役に立てばこれほど嬉しい事はありません。

この新型コロナウイルスによるパンデミックが、一刻も早く収束する事を願います。

最新の記事